モンスターエナジーのカフェイン中毒になる含有量・成分量とは?副作用には気をつけて!

 

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眠気覚ましにコーヒー、疲れた時にエナジードリンク。
忙しく毎日頑張らなければいけない人たちにとって、
このようなドリンク類が手助けになることがあります。

モンスターエナジーのカフェインは含有量が多いので
このドリンクを飲んだら覚醒状態が長く続いて
仕事や勉強の集中力がアップするようです。

しかしカフェイン中毒など、
体に何らかの副作用が現れる危険性はないのかと心配もされています。

今回はモンスターエナジーの
カフェインの含有量や成分量についても知っておき、
エナジードリンクと上手に付き合うようにしましょう。

 

モンスターエナジーのカフェイン中毒って本当にあるの?

モンスターエナジーは
容量335mlに対してカフェインが142mg含まれています。

これだけではピンとこないかもしれないので
他の飲み物と比較してみましょう。

普段飲むコップ一杯の量はだいたい150mlです。

モンスターエナジーは一缶で
335mlなので、コップ2杯以上の量があります。

カフェイン含有量について見てみると、
普段飲んでいるコーヒーの場合、
一杯150mlに対しカフェインは約100mg、

インスタントコーヒーの場合は約65mg。

つまりモンスターエナジーを一本飲めば
コーヒー2杯を飲んだ
のと同じような計算になります。

ちなみにカフェインはコーヒー以外の緑茶などにも含まれていますが
それらの含有量は150mlに対して

だいたい以下の通りですので参考にしてみてください。

抹茶      30 mg 

ココア  30mg  

紅茶   20mg 

ほうじ茶 20mg

緑茶   20mg

玄米茶  10mg

さて、心配されるカフェイン中毒ですが、
カフェインはどれくらい摂取すると中毒症になるのでしょうか。

一般成人の場合、
一時間以内に6.5mg/kgの摂取で半数の人に中毒症が起きると言われています。

また3時間以内に17mg/kg以上の摂取だと全員中毒症が起きるそうです。

計算すればモンスターエナジーを一時間に4本というのが危険な量のようですが、
実際はそこまで飲める人はいないでしょう。

カフェイン中毒による亡くなられるケースも心配ですが、
例えば体重60kgの成人がカフェインを
一日に12g摂取したら亡くなられるという計算ですが、
この場合はモンスターエナジーを一日に84本飲むという計算になります。

ここまで飲みすぎることはないので
実際はカフェイン中毒による亡くなられる
ということまでは心配することはまずないでしょう。

しかしカフェインは
摂取を繰り返すうちに
少量のカフェインでは効きにくいと感じるようになり、
疲労感をより感じるようになり、
さらにカフェイン摂取量を増やす、という依存症になる危険性があります。

カフェインを摂取しないと

・落ち着かない
・不安になる
・頭痛がする
・ぼんやりする

などの症状が現れてくるようなら、
依存症になっているかもしれません。

そのような人は、中毒症にならないためにも
なるべくカフェインに頼らないように工夫する必要があります。

モンスターエナジーに含まれているカフェイン以外の成分

モンスターエナジーには、
カフェイン以外にもいろいろな成分が含まれており、
疲労回復、エネルギー補給に効果的なものもあります。

例えばL-アルギニンは、
肥満改善、糖尿病、高血圧や心筋梗塞などの
生活習慣病の改善に役立つと言われています。

また疲労回復効果のある高麗人参、Lカルニチンなども含まれています。

栄養ドリンクとしても魅力的に思えてきますね。

 

モンスターエナジーは副作用に注意しながら飲み、
子供には飲ませないようにする

どんな食べ物や飲み物でも、
そればかりを飲んだり食べ続けていたりすれば
体には悪いものになることがあります。

モンスターエナジーも、
疲労回復や眠気覚ましに時々飲むという程度にとどめ、
常にこのドリンクに頼らにようにするということが
カフェイン中毒などの副作用を防ぐということにつながります。

実際にアメリカでは
エナジードリンクを2本飲んだ14歳の少女が
心臓不整脈により亡くなられたという事例があります。

アメリカで売られているものは
日本のものより一本あたりの量が多いのでカフェイン含有量も多くなっています。
だからといって日本のものが安全というわけでもなく、

小さい子供などは
知らない間に飲んでしまったということもあるかもしれないので、

子供には飲ませないように、
また目立つところに置いておくなどしないようにすること
も大事でしょう。

エナジードリンクは飲みすぎに注意して上手に利用したいものです。