バナナがカラダにいいのは、
昔から有名な話で
具体的に
・カラダにいいのか
・どんな栄養効果があるのか
ご存知でしょうか？
一般的なバナナの疑問点
・1日どのくらい食べたら
カラダにいいの？
・バナナってすぐ黒くなるけど、
これって腐っているの？
・黒いバナナのほうが栄養が
あるって本当？
今回はそんなバナナに対する
疑問をまとめてみました
バナナの黒い斑点に栄養効果あり！
1日2本でカラダに良い変化がある！
バナナについてみていきましょう
黒い斑点のあるバナナの栄養効果
もともとバナナには
様々なカラダに良い栄養効果があります。
しかし皮に黒い斑点がついた黒いバナナは、
そのもともとの栄養素がさらに芳醇に
含まれるようになるのです。
バナナの栄養効果について見ていきましょう。
整腸作用効果
バナナには食物繊維、オリゴ糖、
マグネシウムが含まれています。
これはすべてが大腸を整える栄養素です。
おならの臭いを改善し、便通を良くします。
これはひいては肌を整えたり、
痩せやすいカラダを作るのにも良いのです。
胃を保護する
リン脂質という成分は、
黒い斑点が出ているバナナに多く含まれます。
これは胃の粘膜を覆って、保護します。
胸やけの解消や、胃潰瘍を
予防する効果が期待できます。
血圧を安定させる
カリウムという栄養素は、
高血圧の原因となるナトリウム（塩分）を
カラダから排出させる働きをします。
これにより血圧が安定し、
心臓発作の防止、
脳卒中の防止などを期待できます。
精神を安定させる
バナナに含まれているトリプトファンは、
セロトニンともいわれます。
セロトニンが足りない状態は
うつの原因となります。
バナナからこのセロトニンを
取り入れることにより、
精神を安定させたり、
安眠を促したりできます。
ガン予防
バナナには
ガンの細胞を殺す成分が含まれています。
実際、マウスを使った実験では
バナナ果汁でガンが完治したり、
ガンの進行が遅くなったという
結果が出ているのです。
また、βカロチンや、ポリフェノールなどの
抗酸化物質も多く含まれるので、
体の免疫力を高めることができます。
1日2本バナナを食べてカラダに良い変化を！
果物を、ケーキやお菓子などの嗜好品と
位置付けている人は多いのですが、
実は野菜と同じで毎日食べるべき食品なんですよ。
ガンや生活習慣病を予防して、
健康な日常を送るために、
毎日摂ることが国の指針ともなっています。
どのくらいが健康に必要な量なのでしょうか。
国の方針では、1日に200グラム以上です。
この方針に照らすと、
バナナで言えば２本にあたるのです。
バナナはいつ摂るのがより効果的なのでしょうか。
まずは朝！
私たちは寝ている間に
コップ一杯の汗をかきます。
この汗と一緒にビタミンやミネラルも
流れ出てしまっています。
バナナを食べることで失った
ビタミン、ミネラルを補給できます。
またバナナに含まれる
ブドウ糖は、脳を活性化します。
さらにブドウ糖と果糖は、
カラダの中で素早くエネルギーになるために
活動の力が湧いてきます。
そして食物繊維は
腹もちを良くするので、
午前中のエネルギーを
保ち続けることができます。
さらに忙しい朝でも
すぐに食べられるファーストフード。
バナナはまさに、
朝食にもってこいの食材なのです。
昼か、夜に
午後の活動の元気がほしいという方は、
昼に1本バナナを食べましょう。
1日の終わりにカラダをリラックスさせて
休みたいという方は、
夜にバナナをもう１本食べましょう。
または間食
バナナは先ほど書いたように
すぐにエネルギーになり、
腹もちがいい果物です。
この栄養効果を活かして、学生なら
クラブ活動に前に１本食べたり、
ダイエット中ならお腹が空いた時の
対策として１本食べることができるでしょう？
。
ところで、逆に
2本以上食べるのはどうなのでしょうか？
・カリウムを多く含んでいるので、
医療機関などから高カリウムを
指摘されている人はよくない。・カラダを冷やすので、
冷え性の方にはよくない。・カロリーは1本90キロカロリーあります。
お菓子などに比べると断然少なく、
ダイエットフードとして良い食材ですが、
カロリーがないわけではないので
食べ過ぎはよくない。
など、いくつかの注意点があります。
いくらカラダに良いものでも、
摂りすぎはよくありません。
バナナは1日に2本。
多くても3本くらいが適量です。
バナナの黒いのは何？腐っているの？
はじめに黒い斑点が出ているバナナは、
栄養満点と書きましたが、
あの黒い斑点はなんなんでしょうか？
実はバナナの皮の黒い斑点には
「シュガースポット」という正式名称があります。
この斑点は傷みではなく、
バナナの糖度が増して
甘くなってきた時に表れるものなのです。
ですから、バナナを選ぶときは
黒い斑点が出ているバナナを選びましょう。
斑点が広がって、皮全体が
真っ黒になっていても、
果肉が問題なければ食べることができます。
では果肉が
黒くなっている場合はどうなんでしょうか？
これも腐っているわけではなく、
傷が入るなど刺激を受けると、
バナナに含まれるタンニンが空気に反応して
色が出ているだけなのです。
好みの問題にはなりますが、
食べても問題はありません。
しかし皮が剥けないほど
・柔らかくなっている
・汁が出ている
・異臭のするものは
腐っている状態ですので食べるのはやめましょう。
