水シャワーはただ冷たい水を
浴びるだけという簡単な方法ですが、
いつもの入浴に水シャワーを取り入れるだけで、
疲労回復効果がアップします。
今日からでも実践できる水シャワーで、
疲れ知らずの健康体質に生まれ変わって毎日元気に過ごしませんか？
水シャワーで疲労回復！
暑いお風呂に入ったあと
冷たい水を浴びてスッキリしたという経験はありませんか？
また、冷たい水を浴びたはずなのに
逆に体が逆にポカポカしてきたということはないでしょうか？
水シャワーが健康によいということは、
前回の記事でも触れました。
医学博士の南雲吉則先生も
毎日健康のために水シャワーを実践しているそうで、
「体を冷やせば、体を温めようと熱が作られるので血流が良くなる」
と述べています。
水シャワーは血行促進効果もあるのです。
体を酷使するアスリートたちは、
運動後の疲労を回復させるために
いろいろと工夫しているようですが、
その中でも水シャワーを取り入れる方法は
注目されているようです。
この記事を読んでいる
ほとんどの人はアスリートではないでしょうが、
彼ら取り入れている方法は
私たちにも十分取り組めるもので、オススメできるものです。
特に、入浴の際に、温かいお湯と冷たいお湯と
交互に入る入浴は手軽にできるので実践しやすいでしょう。
温泉に行くと水風呂がありますが、自宅にはないですね。
そこで水風呂の代わりに水シャワーを取り入れようというわけです。
お風呂で実践！血行促進効果のある水シャワーのやり方
では、水シャワーを取り入れた入浴法を紹介しましょう。
まずは水分補給のために
入浴の前に水をコップ１杯程度飲んでおきます。
手順
１・お風呂（40～42度位）に3～５分つかる
２・水シャワーをする（10～30秒ほど）
水シャワーの温度は10～15度位がベストです。
３・２を3～５回ほど繰り返します。
最後は水シャワーで終わるようにします。
※最後に水で体を冷やすことで、
皮膚の表面温度が低くなって毛穴が閉じて汗を抑えるという効果があります。
また、お湯で温まった体熱が
体内に長くとどまって保温効果が高まると言われています。
お湯と水を交互に浴びることで、
毛細血管は拡張、収縮を繰り返します。
血液が体にポンプ作用のように送り出され、
血行促進、疲労回復効果が高まります。
注意点
水シャワーをあびるときは、
急に体や頭にかけないようにします。
まずはひざから下にかけるようにするとよいでしょう。
手足から腕、太ももから体へ、というように
少しずつ体の中心へ向かって浴びるようにしていきます。
水シャワーに慣れていないうちは、
もう少し高い温度の水でも大丈夫です。
また、体調がすぐれないときは控えるようにしましょう。
お年寄りや心臓が弱い人、高血圧の人などは注意が必要です。
またたくさん飲みすぎた後、水シャワーをあびると
心臓麻痺の危険性もあるので注意が必要です。
水シャワーのその他の効果
１・免疫力がアップして風邪をひきにくくなる
寒さに耐性がつく水シャワー。
そのためにちょっと寒くて風邪をひく、
なんてことが少なくなると言われています。
また、血液の流れが良くなり代謝も
良くなるために体温も下がりにくくなります。
水シャワーには、生命の維持に必要な
副腎皮質のホルモンを活発にする効果があり、
体の諸機能を正常に保つ力がアップして免疫力がアップします。
２・アトピー、ぜんそく、高血圧などの改善
自律神経のバランスが回復することにより
このような病気の改善にも役に立ちます。
３・ダイエット効果
水シャワーにより基礎代謝が良くなります。
つまり体が脂肪を燃焼しやすくなるので、
エネルギーを消費するとともに
太りにくい体質になれるというわけです。
４・デトックス効果で体臭の予防ができる
水シャワーを浴びると、
血管に溜まった毒素も洗い流されます。
体臭のもとになるのは皮脂の分泌量ですが、
これが抑制される効果があるので体臭の予防になります。
５・育毛効果
これは前回の記事に書いております。
昔から注目されていた冷水を浴びる健康法
水を浴びるという健康法は昔から存在していました。
日本では寒中水泳というものがありますね。
寒い地域のロシアでは真冬に寒中水泳を愛好する人がいるというので驚きです。
「公現祭」といって氷水に飛び込むという祭日の日もあるのだとか。
日本でも真冬の川に裸で飛び込むようなお祭りがあります。
また冷水ではないですが、感奮摩擦というものもあります。
寒中水泳の効果は世界でも認められているようで、
氷のような水に入れば免疫力は3～5倍高まる、という実験結果もあるそうです。
早速水シャワーを今日から取り入れてみませんか？
