犬の歯周病で息が臭いのはどんな原因と症状があるの?対策と治療法とは?

自分の家で飼っている

犬の口臭が気になることはありませんか?

 

歯周病で犬の息が臭うことがあります。

 

自分の家の犬が歯周病と診断されたら、

 

・どんな治療法があるのでしょうか?

・また対策はあるのでしょうか?

 

詳しく調べてみました。

 

犬は歯周病にかかりやすい

 

もともと犬は獲物を狩って生きていた動物でした。

そのために歯は肉を食べるのに適した形をしています。

 

犬の歯は成人で42本。

上あごに20本、下あごに22本あります。

 

かつての犬の歯は

獲物を食いちぎる強い力を必要としていました。

そのために歯の根元である歯根は顎の骨の奥深くまで埋もれています。

 

先祖のオオカミに比べて

犬は歯の間が狭いことや

最近はやわらかい食餌を

食べるようになったということから

歯の病気にかかりやすくなっていると言われています。

 

犬の病気について、

「一生使える愛犬の病気大百科」(長谷川 正昭 著 )には、

犬がかかるさまざまな病気について

詳しくまとまっているのでとても参考になります。

 

この本やホームページの情報などをもとに

犬の歯周病で息が臭い原因や症状について、

また対策と治療法についてまとめてみました。

 

 

犬の歯周病で息が臭いのはなぜ?

 

歯周組織の炎症によって起こる歯周病。

ほとんどの犬が生涯のうちに

一度はかかる、と言われています。

 

最初は歯肉が腫れたりして

見た目に変化が起きる程度ですが、

進行すると歯の根元に膿がたまります。

これが口臭の原因となっているようです。

 

犬の歯周病の症状について

 

最初は歯肉の腫れや赤黒くなったりする程度です。

やがては歯の根元に膿がたまって口臭がひどくなってきます。

歯の周りの出血が見られることもあります。

 

さらに進行すると、膿がひどくなって歯はぐらついてきます。

炎症は鼻腔に広がってくしゃみ、鼻水が出ることもあります。

餌を食べるスピードも遅くなるので食欲がないようにも見えるようです。

 

犬の歯周病の原因は歯の根元に
最近が繁殖して炎症が起こるため

 

歯のすき間などに入り込んだ

食べかすの中の細菌が繁殖して

歯肉(歯茎)が腫れます。

 

これを歯肉炎といいます。

 

進行すると、「歯周ポケット」ができます。

これは歯と歯茎の間の溝が深くなっている状態です。

ここに膿が溜まって口臭を発生してしまうのです。

 

さらに進行し、細菌の繁殖が進むと

歯を支えている歯槽骨まで破壊されて歯がぐらついてきます。

 

歯磨きを怠っていたりすると口内を

清潔に保つことができずに

歯石や歯垢がたまりやすくなってきます。

 

また、加齢による原因というのもあります。

加齢になると唾液の分泌が少なくなるので

口内の洗浄機能が低下して細菌感染に対しての

抵抗力も落ちて歯周病になりやすくなります。

 

歯垢は2~3日放置すると

カルシウムやリンが付着して石灰化して歯石になります。

歯石は歯磨きで簡単にとることができません。

 

犬の唾液は人間に比べてアルカリ性が高くて

歯垢から歯石になるのも早いようです。

3歳以上の犬が最もかかりやすいと言われています。

 

 

治療法は?

 

歯垢が石灰化した歯石を除去して膿がたまった

歯周ポケットを掃除することになります。

 

歯垢はプラークともいわれ、

食べかすなどに発生した細菌の塊です。

 

歯石を除去して歯周ポケットも掃除した後は、

抗生物質などを患部に塗布するか服薬するかして

細菌の増殖を抑えるという治療法になります。

 

 

対策は?

 

普段から歯肉マッサージを習慣化することが大事です。

歯ブラシやガーゼなどで歯肉をよくマッサージします。

 

こうすることで、歯肉の血行が良くなり、

歯周病を予防することにつながります。

嫌がる犬も多いために、

子犬のときから慣れさせておくと良いようです。

 

他にもある!犬の歯の病気

 

歯周病以外にも、「虫歯」や、

歯の根元に細菌が感染して

膿がたまってしまう「歯根膿瘍」、

エナメル質の形成不全などの病気もあります。

 

・歯根膿瘍・・激しい痛みがあります。

 

熱が出て鼻から血や膿が出たりくしゃみをすることもあります。
強い口臭、よだれなどの症状があります。

 

・エナメル質の形成不全

エナメル質がうすかったり欠けていたりすることがあり、
歯が折れやすくなります。知覚過敏などの症状もあります。