早起きは三文の徳と言われていますが、
なぜ三文の徳と言われているのでしょう?
早起きの子供は成績も良いと言われ
多くの効果効能・メリットがあります。
早起きは体にとっても脳にとってもメリットがいっぱいあります。
成績が良くならないと悩んでいるのなら、
お子さんの勉強法を変えてみませんか?
今回おススメするのは朝の早起きの習慣です!
早起きで同級生と差をつけてお子さんの成績UP!!
朝の早起きは三文の徳と言われる理由は
1・生体のリズムが整う
早起きする習慣が身に付くと、生体リズムも整います。
朝の光を浴びると、生体時計がしっかりと働いてくれるのですが、
生体リズムが乱れると生体時計が正常に働かなくなります。
そうなれば、心と体に異常をきたしてしまうのです。
2・ガン、糖尿病、高血圧など、病気のリスクを避けることができる
ある研究では、睡眠不足が老化を促進するということが分っています。
睡眠不足の状態では、インスリン分泌が悪くなり血糖値が上がります。
それにより将来糖尿病の心配があります。
また夕方になっても
コルチコステロイドホルモンというホルモンが減りにくくなり、
交感神経の活動が活発になって高血圧のリスクが高まるのです。
また、脳の奥に松果体(しょうかたい)という部位があり
そこで作られるメラトニンホルモンは、体温を下げて眠りに誘うリズム調整作用、
細胞が酸化するのを防ぐ抗酸化作用があると言われています。
そのために体を老化から防ぐ、抗ガン作用があると言われているのです。
特にこのホルモンは、幼少期(1~5歳)くらいでたくさん分泌されると言われています。
この時期に正しい生活リズムを作っておくのが非常に大事だということです。
この時期のメラトニン分泌が少ないと発がん率が高くなってしまうのです!
さらに、夜更かしは肥満しやすくなります。かぜもひきやすくなります。
3・節約できる
夜はどうしても電気をつけて過ごしますね。
夜型の生活を続ければ電気代だってかかります。
またついついお菓子など夜食を食べたくなります。
早起きは経済的にもお得なのです。
4・ストレスに強くなる
早起きするとストレスに強い体質になります。それはセロトニン神経系がかかわります。
これはストレスや人付き合いに関する覚醒系の神経です。
夜更かし朝寝坊はセロトニン神経系の働きを低下させます。
最近、キレやすい子供が問題にもなっていますが、セロトニンが不足するとキレやすくなる、
社会性の欠如 、自閉症などになりやすいと言われているのです。
これでは勉強どころではありませんね。
同級生と差をつける勉強法と、その効果効能、メリットとは?
どんなにお金を使っていい塾に通っていても、
体に悪い生活習慣を続けていればそれはいい勉強法とはいえないでしょう。
まずは、生活習慣の見直しが大事です。
そして、体が元気で、生体時計もしっかり働いていれば、
効率よく勉強もできます。やる気もまったく違ってくるはずです。
それから朝ご飯も大事です。
朝ごはんをしっかり食べると脳の働きもよくなります。
早起きが体にもたらす影響を説明してきましたが、
体だけでなく脳にも大変効果的なのです。
まずは朝の習慣を見直しましょう。
「早寝早起き朝ごはん」が大事、ということは
立命館小学校の副校長である陰山英男氏が主張しています。
子供たちに正しい生活習慣と反復練習を毎日するという勉強法を
実践してもらったところで、成績がぐんぐん伸びたということです。
もっと知りたい人は陰山氏の著書、
「早起きは生きる力」を読んでみることをおススメします。
彼が主張しているのは、子供を元気にすること。
そのためには本人の努力も大事ですが、親のサポートも大変重要だと言っています。
同級生と差をつけるためにも、効果的な勉強法を実践することが大事です。
まとめ
最後に、陰山氏も挙げている5つ大事な項目とそれがもたらす効果効能についてまとめてみます。
1・早寝早起き→生体時計が正しく働く。
体が健康になり病気のリスクを減らす効果。
2・朝ご飯(できればパンよりごはん。バランスの面でも○)→脳がしっかり働く。
午前中に勉強にしっかり集中できるというメリットがある。
3・読み書き計算の反復練習を毎日する
→反復して行うことで脳が活性化するという効果が。
4・一日に学年×15~20分の家庭学習をする
5・テレビゲーム機は合わせて一日2時間まで。
→長時間行うと意欲が低下。
睡眠不足になってしまうなどデメリットが多い。
まずは上の5つのことを
お子様に実践してみてはいかがでしょうか?
同級生を追い越す日も遠くないかもしれませんよ!